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新技術紹介|TECHNOLOGY

アルミニウム急速溶解保持炉

ラジアントチューブ
高い溶解能力

シングルエンド直管型に比べ排気が円滑なためバーナーの性能を引き出し易く、高出力バーナーと組合せることにより高い溶解能力が得られます。

高い伝熱効率

U字型のため溶湯浸漬部の伝熱面積が大きく、熱伝導が良いニカセラコ®により高い伝熱効率が得られます。

長寿命

ニカセラコ®製であるため、耐熱性、耐熱衝撃性、耐酸化性を有し、アルミ溶湯に対する耐食・耐久性に優れているため、長寿命が期待できます。

ラジアントチューブ

ニカセラコ製品

ニカセラコは当社が独自で開発した新世代耐火物です。

主な特長
ニカセラコの特長

当社の各種炉、アルミ溶湯設備・機器には到る所にニカセラコが使われており、機器の高性能化、長寿命化が図られています。

[応用例 -1] 排熱利用天井式アルミ保持炉 AFH(ALFINE HOLDING FURNACE)

・ニカセラコ®ラジアントチューブバーナー加熱
・排気熱を利用した天井からの輻射加熱による高効率保持炉

ALHF-500型
ALHF-1000型
[応用例 -2] 急速アルミ溶解保持炉 AFMH(ALFINE MELTING & HOLDING FURNACE)

・ニカセラコ®ラジアントチューブバーナー加熱
・ 排気を利用しインゴットを550℃以上に予熱したルツボ炉に替わる溶解保持炉
・ インゴットをアルミ溶湯中に浸漬して急速溶解し、アイメル(アルミ溶湯ポンプ)で溶湯を循環して湯温を均一化します。

アルミ急速溶解保持炉
[応用例 -3] ラジアントチューブ式アルミニウム急速溶解保持炉

・ラジアントチューブバーナー加熱
・永磁式スターラーでアルミ溶湯を循環さながらインゴットを投入することにより、急速溶解が可能となりました。
・アルミ溶湯渦流で切粉も溶解出来ます。

アルミ急速溶解保持炉

アルミニウム急速溶解保持炉

アルミニウム急速溶解保持炉
アルミ原材料をアルミ溶湯で急速に溶解

アルミ原材料はアルミ溶湯中に浸漬、アルミ切粉は溶湯渦流中に投入して急速に溶解。アルミ溶湯は溶湯攪拌装置により槽内を循環します。

酸化物の生成が少なくアルミ歩留まりが向上

アルミ溶湯溶解とラジアントチューブバーナー加熱により酸化物生成を抑制します。

エネルギー消費の低減、CO2削減

アルミ溶解汲出し運転時のエネルギー効率は47%と一般のアルミ溶解炉にくらべ著しく優れています。

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